糖質制限を行うと、身体の中でエネルギーを使う順路が変換して、
糖質ではなくケトン体というものが使われるようになります。
身体の中にケトン体が発生することで、
ケトン臭という独特の匂いが出ると言われています。
糖尿病の方の口臭を嗅ぐと、
酸っぱいような変な匂いがするのですが、
それがケトン体・ケトン臭の状態だとされています。
実際のところ、ケトン臭は起こらないですね。
僕も、最初の頃、体臭などがきつくなったり、
口臭がきつくなるのかもしれないな、
と思っていた時期があります。
色々な糖質制限の情報に触れるにつれて、
ケトン体のことが書かれていてニオイが書かれていて、
ネガティブなことが書かれていたからですね。
でも、その記事を書いていたのは、
まったく糖質制限を実践したことがない、
太めの内科医の先生でした。
まったく説得力がなかったのを覚えています。
自分はとにかく体重コントロールをしたかったので、
糖質制限を行なうようにしたのですが、
自分を含めて周囲には一人もケトン臭の人はいません。
長期間、継続し続けている友人であっても、
まったくと言っていいほどニオイはしません。
というよりも、太っている時のほうが汗の匂いがきつかったり、
体臭がきつかった記憶があるのですが、
それが軽減されてきていますよ。
自分自身もそうですし、友人もそうなので、
おそらく体臭の軽減につながっていると考えられます。
ベトベトする感じがなくなったというか、
カラダがギトギトの感じではなくなったというか、
糖質を大量に食べていた時よりは、遥かに楽になっています。